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2010年 04月 12日

スペシャルな艇 T301

初めてみた時はその船型に驚かされた高井理デザインのT301。
TYCメンバー艇の「WIZ」だ。
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船体後部に向かっても絞りが少ないフレアーな船体。スッパっと垂直に切り落とされたスターン。
1997年に建造。全長は9m15。排水量は2600kg。当時の30ftの艇にしては軽い。調べると床板にはハニカムコアを使っている。
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コンパニオンウェイハッチのラウンドしたモダンな形状。ドッグハウスも近未来的な造型。一目見たら忘れられない独特な形をしている。
はて、このデザインどこかで見たような気がすると思って調べたら、ニュージーランドのElliottボートのデザインに似ている。特にTシリーズにそっくりである。
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デッキレイアウトにも驚かされる。ウィンチはデッキ左右に一個しか設置されていない。レース中はハリヤード類はどのように巻くのであろうか。キャビントップのこの形状ではウィンチを設置しても使い難い感じがする。
トラベラーカーもコンパニオンウェイの前。ドッグハウスの入り口両横からリードされた各コントロールロープやジブシート等と干渉しあうのは容易に想像できる。
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ジブトラックもドッグハウスの形状にあわせ湾曲している。
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シュラウドはロッド。キールはバルブ。船型設計だけを見るとコンペテショナルなのに、デッキレイアウトはクルージングボート。ちょっと中途半端な感は否めない。
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その船型からスタビリティーは高そうだが、後ろから波で押されるような状況ではコントロールが難しそうだ。
キャビンの居住性は高いらしい。180cmクラスの人間が立って歩けるという。ビームの広さから優に10人は座って宴会ができる。

この船、コクピットの操作性はそんなに良いとは思えないのだが、吹くとホントに速い。しかし何故か軽風域ではさっぱり帆走らない。

TYCにはユニークな船が多い。

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by TYC-Racing | 2010-04-12 21:04 | 参加艇紹介


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