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2011年 01月 23日

「海猿」(保安庁特殊救難隊)が夢の島で訓練。

日本全国の海上保安官から選び抜かれ、鍛え上げられたエリート集団「特殊救難隊」が夢の島マリーナで海難訓練を行った。
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東京海上保安部も合同の大掛かりなもの。
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まずは大型ヨットの曳航を行う。
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準備はこれでもかというくらいに万全を期す。
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とんでもなくでっかいシャックルに10パイ以上の太いロープを結び、牽引索を作る。
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準備が完了したところでいよいよモーターボートで曳航開始。
バウパルピットの前に仁王立ちしている方が隊長。テキパキと指示を出し、各隊員から逐一現状を報告させる。
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引っ張られるヨットはTYC会長の「ランドフォー」(FIRST 41S5)
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どの程度の牽引力が必要かテンションゲージで計測。意外と力はかかってなく初動時が48Kg、動き出せば8~12Kgの力しかかかっていない。もっともこれは平水で潮の影響がないハーバー内で、軽風域での事。実際の外洋で荒天となれば、これの何倍、何十倍の力がかかる。
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次に浅瀬に乗り上げた場合を想定してスターン曳きの訓練。
これはいざ行おうとすると、かなり危険を伴う。
ヨットの行き脚が牽引したボートに比べかなり速く、しかもヨットの航行軸が安定しない。
つまり何倍も重量のあるヨットに斜めに引っ張られてしまう事態になる。これは救助する側もかなりリスキーだ。
本当に緊急時の離岸の為だけにしか行えない。
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そしていよいよクライマックスの落水者の救助だ。
まずは落水者発生。
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浮かび上がったところで保安庁が考案した救助索「タスケル輪」で吊り上げる。
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メインハリヤードの先に結んだ「タスケル輪」を落水者に降ろし、掴んだところで両腕を通す。
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あとはウィンチでメンハリを巻けば釣りあがる。
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メインハリで吊り上げているので、二人もいれば充分にデッキに運び込める。
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この簡易自作スリング「タスケル輪」。単純な造りだがいつも海難救助に携わっている保安官だからこそ考え付いた、まさに目からうろこの優れもの。
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使い方や作り方は近々改めて紹介する。


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by TYC-Racing | 2011-01-23 20:54 | Harbor Topix


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