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カテゴリ:参加艇紹介( 18 )


2011年 09月 14日

TYC第8戦「セプテンバーレガッタ」レース参戦記byASTO

TYC第8戦「セプテンバーレガッタ」に参加したASTO艇から参戦記が届きました。
全体をよく見て冷静に状況を把握し判断している、お手本のようなレポートです。

◎2011年TYC第8戦 レース参戦記 by ASTO(JEANNEAU SF32)
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 スタートはアウターマーク寄り。下にZEPHYROS、目の前にステラ、上側に翔竜。
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本部船にリコール旗を確認するが、わが艇は自信を持ってそのままスタート。

各艇がタックを返す中、ASTOはフリートの一番左端を早稲丸と並走して一上へポートアプローチ。
トップ廻航を狙うが右からMalibu(Hanse31.5)が・・・こちらが若干有利か。
ぎりぎり下受けタックしてマーク内側で先行しよう、などなどコックピット会議をしていると、
「トップで廻っても本部船まだ来ていないし、誰もビデオ、写真撮ってくれないよっ」
とクルーの声。
この一言で ”ではマリブのうしろを廻ろう” ということで2番手廻航。レースタクティクスとは全く関係無いことで作戦が決まり、みんなが納得してしまうのがASTO。

そのあとはZEPHYROSと終始相手の声が聞こえる距離でのマッチレース。
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最終マークを辛うじてトップ廻航したものの、ジブシートがスピンポールに絡まる痛恨のミス。リカバリーの間にZEPHYROSにサッーと差を広げられ左に返された時点でマッチレースは勝負あり。
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逆転を狙って右海面へ伸ばしてさらに裏目に。
左海面で着実に艇速を伸ばしたステラ、早稲丸を加えた上位3艇の団子フィニッシュを横目でみて、”これはフリートレースだった”。 このごく当たり前の事に気がついても時すでに遅し。
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先行するマッチ2艇が右に行くのを見てきっとニヤリとしながら、冷静に左海面有利と判断して1位となったステラさん、さすがでした。
でも楽しいレース、ZEPHYROSさんありがとうございました。

それにしてもCクラスは大激戦。今回はリコール戻りで遅れをとったようですが前年度チャンピオンの会長艇TEAM10Jr、練習熱心でスタート抜群のイーグル1世、高速艇Fist One。
全艇が毎レース、虎視眈々とトップを狙っているのがこのクラス。
まったく気が抜けません。

さて次レースは、レティシァ・ドゥさんとコミティ担当、Cクラスに限らず全クラスの熱きバトルをゆっくり見学させていただきます。

TYC第9戦「オータムレガッタ」は10月16日(日)に行われます。 レース委員会


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by TYC-Racing | 2011-09-14 21:35 | 参加艇紹介
2011年 06月 30日

stellaの初島Wハンドレースへの挑戦。

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TYC所属艇のStellaが初島Wハンドレースに参加しました。
以下がその挑戦記です。



◎初島Wハンドへの挑戦

たった二人で46マイルの距離を帆走る逗子・初島ダブルハンドレース。
今回で23回目を迎える伝統のレースだ。

レースを戦い終えた各艇にはそれぞれ必ずドラマがあり、それが故に帆走りきった後にはお互いに強い絆が生まれるという。
前々から一度は参加したいと願っていた。

今年28ftのスモールボートクラスに換えた事もあり、思い切ってエントリーをした。もちろん勝ちに行こうなどと大それた思いは微塵もなく、先ずは雰囲気だけでもと云うつもりだった。

各エントリー書類も揃え、特別規定の安全装備も設置し、6月18日に逗子マリーナで行われた艇長会議も無事に終えた。

いよいよWハンドへの挑戦が始まった。

回航は来年コンビを予定しているTと行った。もう25年以上の付き合いだ。Stellaではバウマンを務めている。
ただしTはディンギーでは全日本や国体にも出場してるベテランセイラーだが、外洋レースは一度も経験していない。しかも未だにうねりが激しいと酔ってリバースしてしまう。
二人きりの時にマグロになってしまってはどうにもならない。今回は助っ人にお願いして出場する。
Tには来年まで外洋経験を積んでもらう事にした。
先ずは手始めに逗子までの回航である。

レース前々日の6月23日、朝7時に夢の島を逗子に向け出港した。

東京灯標までは全く順調だった。

羽田沖に差し掛かった頃、いきなり10m/s近くの南が吹き出した。そしてこの海域特有のチョッピーな波。
それでも川崎シーバースを予定時間通りに通過。

左にベイブリッジが見え始めた頃には雨も降り始めた。風は益々上がり優に15m/s近くはある。
うねりが大きくなり、周期もだんだん狭まって波頭から飛ぶスプレーで目も開けられなくなった。
それでも怖いとか危険とかを感じる事は一切なかった。いや、むしろこの海況を楽しんでいる気にさえなっていた。
■まだ余裕のあるベイブリッジ沖


しかし観音崎を超えた途端、状況は一変した。一気にうねりが大きく盛り上がりだしたのだ。
その不穏さにT は
「今日地震でもあって津波が襲ってきたのかな」
などと真剣に訴えてきた。

■これがその時に撮ったビデオである。


そして今回の一番難所の三角波が発生する剣崎に差し掛かった。

波を乗り越えようとするとスターンが反対側に押され、ボトムは下から持ち上げられる。
不定期に襲ううねりと波。前だけではなく横や後ろから加わる、今まで感じたこともない恐ろしいほどの力。
そんな事起きるわけがないと分かっていても、キールが折れるのでは、ラダーが捥ぎれるのではなどと頭によぎる。

やっと城ケ島大橋が見えてきた時には思わず安堵のため息が出た。

そろそろ変針しようとバウを城ケ島大橋に向けた時である。辺りが真っ暗になるほどの巨大な波が真横から襲ってきた。
いきなり身体が吹っ飛ばされライフラインにぶら下がる状態になった。

とっさにTを見るとコクピットに留まっていた。
ほんの数秒なのにまるでスローモーションを見る様にゆっくり船体が起き上がってきた。
「怖くなかったか?」
Tに聞くと
「不思議とぜんぜん怖くなかったですよ。ただオイルスキンの間から海水が流れてきて冷たかった。」

■その剣崎に入った時のビデオ。風は40Kntオーバー。
Tが指を差したところで終っているが、これは巨大な波を見て思わず差していたのだ。


ここまでが限界だった。
そのまま三崎うらりに入港。レース当日まで繋留して直接スタート地点に向かう事にした。

こうして僕らのもう一つのWハンドは終了した。

そして、その後二日も吹き続けた強風のため初島ダブルハンドも開催されることはなかった。
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by tyc-racing | 2011-06-30 21:44 | 参加艇紹介
2011年 02月 09日

TYCレース最古参「TAISHO」

TYCレースの第一回から参加している「TAISHO」(YAMAHA31EX)。
なかなか陽の目を見ないがここに三年は実によく船を出し練習をしている。
しかし同じ艇種と比べて艇速がいまひとつ伸びない。レースではいつも後塵を拝していた。

今年に入り上架して艇の大メンテナンスに取り掛かった。
まずは船底を剥がしボトムのフェアリング。
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積年の船底塗料の塗り重ねでボトム全体が悲惨な事に。
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ウォーターラインを見ればその凄さが判る。
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キールもこの通り。まるで月のクレーター。
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全体から錆が浮き出て鋳物が出ている始末。
これでは同種艇に後塵を拝するのは無理もない。
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この全ての船底塗料を剥がそうと全員防毒マスク着用で完全防備。
並大抵の労力では簡単にはいかない。全員が塗料の粉塵を浴びて真っ青になっていた。
その顔はまるで「ブルーマン」。さしずめ「Team BlueMan」だ。
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それでも2週間に渡り上架して作業した結果、この通り見違えるように。
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キールも以前のあの悲惨な状態が全く判らないほど蘇った。
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ラダーもスケグも新品と見間違うほど。
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生まれ変わった「TAISHO」。今年はクルージングクラスでアッと言わせてくれるのだろうか。
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それにしても「ネフェルティティ」といい「TAISHO」といい、本気でクラブレースで勝とうと動き出した。
嬉しい限りだ。


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by TYC-Racing | 2011-02-09 19:00 | 参加艇紹介
2011年 02月 07日

これがあのフェスタ?!YAMAHA31Fスペシャル。

以前、参加艇紹介で取り上げた「ネフェルティティ」(YAMAHA31フェスタ)が大変身した。
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去年の暮れからサービスヤードに上架され改造を受けていた。
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船底も綺麗に塗られ
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先鋭的なキールも丁寧にフェアリングされている。
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船台を見るとスターンのトランサムカバーが外されて置いてあった。
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デッキに上がってみると、フェスタの特徴でもあるサロンテーブルとティラーが綺麗に取り払われていた。
ブルーシートの間からチークを貼ってあるのが判る。
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これが以前のコクピット。サロンテーブルとその中から不自然に伸びるティラー。機動性ということを考えれば余り良いレイアウトではない。
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そして今日、ホームバースに戻っていたネフェルティティを見て驚いた。
床は全面チークになり、ティラーの位置も変更され、形も変わっていた。そのパイプは「ネフェルティティ」のイメージカラーとでも言えるグリーンに塗られている。
どこかで見たようなティラーだと思ったら、レースクラスAの「コンステレーション」(N/M39)と同じだ。
ドッグトップの左右にウィンチも追加されピット作業は格段に良くなった。
以前のようなクルージングボートの要素を取り払い、戦闘的なレース艇に様変わりした。
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キャビンも大きく改修してある。
バルクヘッドのFRPを補強して脆弱といわれている船体強度を高めている。
センターテーブルも取り払い、広く動きやすく機能的にして、配電盤も効率的に一箇所にまとめエンジンはキャビンで架けられる様にしてある。

ここまでしているYAMAHA31Fは恐らく日本中探してもいないだろう。
オーナーのK氏は
「気になるところ、思いついたところは全部手を入れました。ともかくやれるだけの事はしたかったんです」
と言う。
もちろん費用も相当かかった事は容易に想像がつく。なにせチークだけでも25ftクラスの中古艇が買えてしまうほどなのだ。

こんなに可愛がられて「Nefertiti」も幸せだ。


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by tyc-racing | 2011-02-07 10:53 | 参加艇紹介
2010年 10月 24日

第13回横浜ベイサイドマリーナオープンヨットレース。

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東京湾お隣の横浜ベイサイドマリーナが主催する秋のビックイベント「第13回横浜ベイサイドマリーナオープンヨットレース」が10月23日(土曜日)128艇の参加を集め開催された。

当日は朝から5m/sの風が吹くグッドコンディション。
続々ゲストバースにTYCの所属艇が集まる。
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他のポンツーンに係留しているのを含めるとその数8艇に及んだ。
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レースはスタート直前には7~8m/sまで上がったが、フィニュッシュする頃には4~5m/sとレースには絶好の風域となった。去年は無風でノーレースとなったことを思えば運営サイドは溜飲を下げたのではないだろうか。

結果は、ORC-Cで参加のLAETITIA DEUX(FIRST 40.7)がファーストホームと優勝。
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オープンAクラスで参加のCAVOK(ベネトウファースト35)が新艇、初レースで見事ファーストホーム&優勝、しかも114艇参加のA&Bオープンクラスの総合優勝まで果たした。
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オープンクラスBでは惜しくもイーグルⅠ世(Y23-Ⅱ)が2位、ステラ(Y25-ML OB)が5位と入賞。
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IRCクラスでは残念ながらコンステレーション(N/M39)が参加できずエントリーがなかったが、もし参加していれば「コンステ」の実力から全クラス入賞という快挙も夢ではなかっただろう。

どちらにしても大活躍の夢の島TYC軍団であった。

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by TYC-Racing | 2010-10-24 22:28 | 参加艇紹介
2010年 10月 12日

第28回リビエラ逗子マリーナカップ 

10月10日、豪華賞品で知られている「リビエラ逗子マリーナカップ」にTYCメンバー艇の「コンステレーション」(N/M39)
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「レティシア・ドゥ」(FIRST4.07)
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TYC会長艇「ランドフォー」(FIRST41S5)の3艇が出場
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コースは「逗子マリーナ沖~烏帽子岩回航~逗子マリーナ沖」の約14マイルのショートオフショアレース。「コンステ」はIRC、「レティシア」はORC、「ランドフォー」はOPEN1の各クラスでそれぞれスタート。
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終始微風での戦いになったようですが、最多出場クラス、IRCクラスの「コンステ」が先にスタートした他のクラスも抜いて全艇のファーストホーム。ラインオナーになり逗子市長杯を獲得しました。
http://plaza.rakuten.co.jp/410constellation//
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ORCクラスの「レティシア」は2着でフィニュッシュするも修正で4位に。軽風域では小型艇有利のORCレーティングの中で苦しい戦いになったようです。
OPEN1クラスで出場した「ランドフォー」は300秒届かず惜しくもDNF。
リコールナンバーは「1番」だったんですけど・・・・残念でした。
来年に期待しましょう!

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by TYC-racing | 2010-10-12 10:45 | 参加艇紹介
2010年 09月 09日

悩ましき来年のNewcomer達

最近の円高やドル安、ユーロ安のせいもあるのだろうか、輸入艇のNewcomerが来年から複数参戦しそうだ。
予定されているのが、日本では余り人気が無いがアメリカでは600艇近くが売れ、各地でフリートが作られ活発に活動しているJ-BoatsのJ105の後継艇のJ111。
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そしてクルーザーレーサーとして旋風を巻き起こしそうなBENETEAUのFirst35。
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既に今年から参戦しているX-YachtのX-35。
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全てミドルボートクラスの艇。
これらをクラス分けする時に困るのがレーティングの設定。
TYCのようなある程度決められた海況のなかでしか行われないレースで、果たしてバランスの取れた妥当なレーティングが付けられるのだろうか。プロダクションボートでも強風と軽風では走りが全く違う艇種もある。

もちろんIRCのレーティング値が参考になることは間違いないが、TYCはクラブレースなのでTCFでハンディキャップを決める。
乗り手の技量や艤装レベル等の総合的なパフォーマンスが重要になる。
やはりここはクラブレースの原点に返り、「いい加減(良い加減)なハンディキャップ」に徹して決めていくしかない。
だいたいヨットの帆走性能を科学的データーで立証して、その数値を導き出そうと言う事自体、無理と言うもの。

それと噂によるとGP33の輸入を考えているメンバーもいると聞く。
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こうなるともうお手上げだ。ORCのボックスルールの中で作られたGPレーサーは、今まで見たことも無いデッキレイアウトや艤装でこれまでの経験だけでは全く判断がつかない。
ともかくばかっ速いという事だけは聞いている。

こんなNewCamerばかりが増えてしまったらどうすればいいだろう。悩ましい問題だ。。。。

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by TYC-Racing | 2010-09-09 09:21 | 参加艇紹介
2010年 05月 31日

TYCの名物艇「義船」

今回は趣をガラリと変えてクルージング艇の王道を行くような船を紹介。
TYCメンバー艇の「義船」(FIRST42s7)である。
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このハル、実は2年前までは白だった。ところが或る日ハーバーを訪れると真っ赤になってバースに鎮座していた。その突然の変貌に皆が驚かされた。
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ハーバープロムナードから見ると、その色といい、大きさといい実に良く目立つ。
しかもスターンには金文字の毛書体で「義船」
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見知らぬ人は近寄りたくないと思う。
ところがオーナーのY氏は、天才的な刀鍛冶と言われ、伊勢神宮の御神刀を五振りも作刀している国際的に名の知れた刀匠を父に持つ。近寄りたくても近寄れないほどの血筋の方なのだ。
もちろんご本人も刀鍛冶を伝承している。

大体に於いて血筋のしっかりしている方と言うのは奢ったところが微塵も感じさせない。だから人が多く集まる。
「義船」の毎週末は浮かぶ社交場と化し、呑めや唄への大騒ぎ。誠に賑やかである。
そしてその夜はフローティングホテルとなっているのである。
それを物語るキャビンの冷蔵庫の中身。
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ついさっきまで誰かが寝ていたのだろう。まだ温もりさえも感じさせる乱雑なバース。
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広々としたキャビン。テーブルを下げてクッションをはめ込めばソファーと一体になり、小柄なら3人が寝られるベットに早変りする。
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シャワールームも2部屋あるので、いつでも身体の潮を洗い落とせる。
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シンクとギャレー。下手なマンションにあるのより大きいかもしれない。
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余りのクルージング仕様にデッキをすっかり忘れてしまったが、まぁ特にこれと言った艤装ではない。
この大きさにしてはトラベラーのテークルが少ない気がする。
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メインシートはマストステップまでリードしてそこからターンブロックを介してコクピットのウィンチで出し入れするシステム。素早くトリムするのは全く無理な感じがする。
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ハッキリ言ってクルージングボート。
ところがこの「義船」、一昨年は年間優勝を果たしているチャンピオンボート。
オーナーが造り出す銘刀の如く、ここぞと言う時にはスパッと切れ味鋭い走りをする。
TYCの名物艇である。

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by TYC-racing | 2010-05-31 09:48 | 参加艇紹介
2010年 05月 10日

TYCを代表するレース艇「コンステレーション」

いよいよ昨年のレースクラスAの優勝艇「コンステレーション」の登場である。
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ネルソンマリック39(N/M39)。
ネルソンマリックと言えば鳥羽レースでコースレコードを持っていた「プリマ」(N/M68)が有名。39は日本ではこれ一艇しか存在しないはず。アメリカのキャロルマリンで建造され、販売はDENCHOマリーンが行っていたと記憶する。
ネルソンマリックでよく言われるのがデッキの剥離が多い事。この「コンステレーション」も例外ではなく現在デッキの張替え中である。
クルーでTYC競技委員のY君に艇を案内をしてもらった。
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一番の特徴は昨年ランニングバックステーを取り外した事だ。アップウィンドウの帆走性能を落としても操作性を求めた。
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マストダウンを行い、スウィングスプレッダーを装着してチェーンプレートを後に約30センチ移動。
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これがもともとのチェーンプレートの跡。
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そして新しくバルクヘッドを入れチェーンプレートを移動。
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当然ナンラーのウィンチも必要なくなり外してある。
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デッキ上にはウィンチが7個設置。そのうちの2個は3スピード。これ一個でミニトンクラスなら全てのウィンチが買えてしまう。
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メインシートシステムはブームに平行にシートをリードしてサイドデッキに回し
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コクピット横のウィンチでコントロールする。BIGボートによくあるシステムだ。
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ジャマーは意外とシンプル。
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艇内はこの通り。
バウバースに
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キャビン
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クォーターバースまでセイルが満載である。
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最近オーナーM氏の希望でティラーを真っ赤に塗り替えた。
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レースにかけた燃える心を表わしたのだろうか。

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by TYC-racing | 2010-05-10 11:32 | 参加艇紹介
2010年 05月 07日

YAMAHA31F 「ネフェルティティ」

YAMAHA31の中でもちょっと異色な31F。Fはフェスタを意味する。スペイン語で「祭り」という意味だ。
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なんとこの船、マストはカーボン製。
ハルは31Sと比べると信じられないほど細い。そしてガンポールなのである。スピンではなくジェネカーでダウンウィンドウを突っ走る。
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デッキはカップホルダー付きのサロンテーブルが中央を占める。ハッチを開けるとアイスボックスになっていてここに氷を満載して飲み物を冷やす。
テーブルの周りにネフェルティティのような美女をはべらせ、よく冷えたシャンパンで乾杯というわけだ。まさに「フェスタ」
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だからタックなどという力技の作業はさらりとスマートにしたい。
その為にはヘッドセイルはセルフタッキングシステムでなければならない。
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船内もイメージを統一したデザイン優先のキャビン。
ご覧のように決して広くはない。むしろ狭いと感じるはず。
でもこれはこれでいい。考えてみてくれ、男なら1cmでも美女の近くにいたほうが幸せに決まっている。
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オーナーのK氏は何処かスペインの風を感じさせる伊達男。陳腐とのそしりを恐れずに敢えて言うが、温厚な「チョイ悪オヤジ」風なのである。
一枚目の写真のクルーもみんな自然とポーズをつけて実に絵になっている。ネフェルティティの為の男達だ。

ちなみに船名の「Nefertiti」とはエジプト18王朝のファラオの正妃の名前。大意は<美しきものが訪れた>。
TYC一番のお洒落な船である。

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by TYC-racing | 2010-05-07 13:49 | 参加艇紹介