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2011年 09月 05日

ブラインドセイリング国際大会at横浜港

第8回のブラインドセイリング国際大会が、9月3日4日と横浜みなとみらい臨港パーク前の海面で開催された。
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普段はセイルを揚げることも許されない横浜港の海面でレースを行うため、横浜港湾局と海上保安庁に特別に許可を得て実施。
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海外からはブラインドワールドチャンピオンのニュージーランドの「ロイヤルNZヨットスコードロン」。日本からは全日本チャンピオンの「KIKI」と東京から「エオリア」が参加。
健常者グループからはクラブ対抗として横浜クルージングクラブ(YCC)と東京ヨットクラブ(TYC)が招待された。

YCCからは元オリンピックセーラーの日高広喜氏のチーム。TYCからは「ステラ」と「ランドフォー」の混成チームが参加した。

レースはJ24を使用したワンメイクレース。6レースが行われ、健常者グループは一艇を3レース毎に乗り換えて参加。お互いの3レースの成績を合計して勝敗を決めようというわけだ。

風は台風の影響もあり5m/s~10m/sを超える、ブラインドにはちょっとタフなコンディションだったが皆さん難なく操船をしていた。

成績は見事NZチームを破り、日本の「KIKI]が優勝。

健常者グループのクラブ対抗レースはYCC日高チームが3レースオールトップ、TYC混成チームも3レースオールトップと仲良く引き分けた。

その様子が全国紙の読売新聞の横浜版に掲載された。
ブラインドセイリング国際大会at横浜港_a0169728_1052394.jpg


今回は健常者グループが6レース全てトップを取ったが、YCCチームもTYCチームもちょっとしたミスでブラインドチームに抜かれる場面もあった。その帆走技術は健常者に勝るとも劣らない。一瞬たりとも気の抜けない緊迫したレースが展開された。

時折陽射が差し込む中、みなとみらいの目の前で繰り広げられる珍しいヨットレースに多くの観客が驚きながらも楽しんでいた。


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by TYC-Racing | 2011-09-05 11:04 | レース委員会


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